あさっては
♪まってたまってた うんどうかい♪。
雨が降り出しそうなので
早々とラインが引かれた園庭。
嬉しい お庭の子どもたち。
お部屋の子どもたちも
嬉しそうだ。
もうすぐ運動会。
子どもにとって
運動会なんかないほうがいい。
子どもは毎日、
心身を成長させるため
心と身体を
思いきり動かしているのだもの。
だから、
子どもの生活を
すべて運動会に向けて
引っ張るようなことはしない。
特別な練習もしない。
行事にばかり重きを置いている、
そんな幼稚園もあるけれど
子どもの中身を伸ばすことが
できるのだろうか。
行事の少ない高階幼稚園にも
運動会はある。
あるからには、
子どもたちが
喜んで自ら取り組むような
運動会でなくては。
子どもは、
楽しいから育つのだから。
高階幼稚園の運動会は
楽しい。
初めては おもしろい。
行進したり並んだり。
走ったり飛んだり
ダンスをしたり。
初めてみんなで一緒にするのだ。
みんなでするのは楽しい!
高階幼稚園を
卒園した子どもたちも
幼稚園の運動会を
楽しみにしている。
それもあって
運動会をやめられないのだ。
今日は金曜日。
2階ホールでは、
「こぐま座」のお母さまたちが
子どもたちのために
いっしょうけんめい。
お子さんは卒園、
ご自分はいつまでも在園中、
のお母さまも。
子どもたちのためにと
心身を使う充実が
自分のためになっている と
おっしゃっている。
なんてありがたいことだろう。
こぐま座の人形たちは
生きている。
そして、お山に住んでいる。
子どもたちにとっては
それが*真実*だ。
だから、
舞台裏を見せたくない。
ブログは子どもたちに
見せないでほしい と
こぐま座のお母さまたち。
夢の世界に住んでいる
子どもたちと、
私たちは
生きているのだから―――。