今日は嬉しいお弁当の日。
いっぱい遊んでおなかがすいて、
お母さまの味のお弁当を
早く食べたい子ども。
お兄さんやお姉さんが
お手伝いに来てくれたので
嬉しい子ども。
最後の1人の
用意ができるまで、
みんな静かに待っている。
なんてえらいのだろう。
「いただきます」ときょうこ先生。
こうやって食べるんだよ と
お兄さん お姉さん。
お弁当を開くと、
お弁当の上を 行ったり来たりした
お母さまの手が見える。
口に入れると
いつものお母さまの味が
広がる。
ペコペコのおなかが膨らむと、
心も身体も 満たされる。
お弁当って
なんていいのだろう!
お母さまは
今ここにいないけれど、
お弁当に*変身*して
子どもたちの園生活を
支えているのだ と、
いつも思う。
子どもたち一人ひとりが
お母さまのお弁当に
守られているのだなぁ―――!