奮い立たせて 2016.04.28【川越市 高階幼稚園】 2016 4/28 2016年4月28日 奮い立たせて 2016.04.28 幼稚園に雨が降る。 ケヤキの上にも 雨が降る。 切られたばかりの枝の名残は 冷たいだろうか。 人間の親子には 傘がある。 雨粒は冷たいけれど、 子どもの心は 温かい。 だって、 いつもよりたくさん お世話してもらえるんだもの。 1人登園したその時から 保育が始まる 幼稚園の朝。 「今日は雨だからお部屋で 仲良く遊びましょうね」と先生。 川の組に もうやってきた 池さん。 親切な川さん。 昨日の続きの 遊びが 始まる。 イメージが広がる。 海を作っている。 病人の看病。 遊ぶための製作。 ♪バッタみつけた くさのなか しーずかーに だまーって そーっと ねらって… あーあ とんだ パッと とんでいっちゃった♪ 雨の日は リズム遊びが楽しい。 病人 交代。 仲良しさんだこと。 川さんになったばかりの 小さな子どもたちが、 こんなに仲良く 遊んでいる。 ジオラマが活躍する、 雨の日の 海の組。 乗りものや 小鳥や虫たちが 次々に誕生している。 ピアノの音も 響いている。 高所作業車が 本物らしい。 下に敷くマットまである。 間近で見たものね。 働く車が 勢ぞろい。 作ったり 遊んだり、 また作ったり、 考えたり、 遊んだり。 リズミカルに生活している 海さんたち。 ここでも。 ここでも。 ここでも、 ここでも。 これはシッポか。 ティッシュを詰めて ふっくらしたのを作ろうと いっしょうけんめいな池さん。 こんなに塗れた! こんなに丸い! それぞれの満足。 鉄道員たちの 頭の中にも それぞれのイメージが 広がっているのだ。 雨の日のお部屋の 小さい池さんたち。 それぞれの思いを 満たすためには、 先生の持っている機能を せいいっぱい使わなくてはならない。 「これは ぼくの赤ちゃんだよー!」 赤ちゃんを持ってきてくれた先生。 池さんのお年は ケンカばかりしていたらいけないもの。 機嫌のいい子ども。 柔らかく広い心を 育てるために、 自分自身の中身を 奮い立たせて生きよう―――! お手紙のご紹介 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ 重なり合って 2016.02.16 お互い同士が成長しあう幼稚園 自然幼稚園の恵み~その2 幼稚園のつぼみたち 2016.02.01 響きあう幼稚園 子どものためが 自由な保育~幼児の将来を支えるもの 嬉しい、暑い幼稚園 2017.07.05